「心の勉強会」
心を育む仏教と気功
気功のおはなし
そもそも「気功」とは?
わたしたちの体は、食べ物だけで維持しているわけではありません。「気」は万物のエネルギーともいわれますが、生きてる人間なら誰しも持っている「力」ともいえます。
気功と仏教を一緒に学ぶイミ
「気」のつく言葉を考えてみても、元気・勇気・生気・覇気...心の動きと連動していることがわかりますよね。
「気の持ちよう」と「心の持ちよう」はイコールの存在ともいえるからこそ、両方を同時に学び、高めていくことが大切だと考えます。
呼吸に意識を向ける|体へ
気功の時間では「呼吸法」も取り入れていきます。
吸う息とともに体を引き締め、吐く息とともに体をゆるませる。この繰り返しが血管内の酸素を体の隅々まで行き渡りやすくさせ、体をポカポカにしてくれます。
冷えている部分は体が持つ本来の機能が滞っている状態。「冷えは万病の元」ともいいますが気功は内側からの自ら「健康になる力」を引き出してくれます。
呼吸に意識を向ける|心へ
朝起きたてのぼーっとした感じ。湯船にゆっくり浸かったり、マッサージを受けてリラックスしてる時など。覚醒しているようなしていないような...そんな瞬間は「無意識」にちょこっと近づいているような状態。気功をしている時もそんな心地よさが訪れます。
気功タイムは「自分を笑顔にしてくれる人、コト、モノ」などに意識を向けるとイメージがじんわりと浸透しやすいのが特徴。習慣づけていくことで体も心も明るい方向に進んでいくのが実感できると思います。
シンプルに「今」を感じる
「お肉が食べたいけど体にいいのは菜食よね」
「体が欲しているモノ」と「知識で得たモノ」とが頭の中でせめぎあい、結局自分は何が食べたいのか、何がしたいのか。わからなくなってしまったコトありませんか?気功は体と心の声に耳を傾けることにもつながります。
・「日常」から距離をおく
・「自分」のリセット
シンプルな動きで体を緩ませたり、呼吸で「内側」を感じてみると...
意外な「気づき」が得られるかもしれませんよ。